コンクリート製の旧日本海軍雑役船の"第一武智"と"第二武智"、その2です。
そばに由来を書いた看板があります。2E型戦時標準船をもとに造られました。
総トン数ではなく排水量になっていますね。
2018年3月11日撮影 (呉市安浦町)
第一の船首部分です。見難いですがコンクリートの突起の向こうにホースパイプがあります。錨鎖は手前の斜めの部分をを通って上甲板にいっていたのでしょうか。上甲板は砂で埋もれてウインドラスの跡は見つけられませんでした。
2018年3月11日撮影 (呉市安浦町)
船体中央部にはデリックの跡らしきものが。中央部がデリックの基礎、周りの4か所の四角の枠がウインチの跡でしょうか。
2015年3月30日撮影 (呉市安浦町)
その3もあります。
要目は以下の通りですが、文献により違いがあります。
総トン数 : 800トン
垂線間長 : 60.0m
幅 : 10.0m
深さ : 6.0m
満載喫水 : 5.0m
主機 : ディーゼル700hp
航海速力 : 9.5kn